「名探偵コナン」は青山剛昌先生による推理ラブコメ漫画。少年サンデーで連載されている。緻密な推理と登場人物たちの恋模様が魅力である。
あらすじ
高校2年生の工藤新一は、幼馴染の毛利蘭と遊園地に遊びに来ていた途中に怪しげな取引現場を目撃。背後から近づくもう一人の仲間に気づかず、薬を飲まされてしまう。気づくと子供の姿になっていた。正体がばれることを恐れた工藤新一は毛利蘭にとっさに「江戸川コナン」と名乗る。工藤新一は子供の姿にした組織を追うために、蘭の父親が探偵をやっている事務所に転がりこむ。
魅力
- 緻密なトリック
推理漫画の為、様々な犯罪・トリックが出てくる。漫画に出てくるトリックすべてが原作者たちにとって実際に成立するように実験がなされているものである。作中では、数々のヒントが出されコナンと一緒に謎解きをしていくのも魅力である。
- 登場人物たちのラブコメ
名探偵コナンの作中には、様々なカップルが存在している。工藤新一と毛利蘭、高木渉と佐藤美和子、服部平治と遠山和葉(両片思い)などがおり、推理と並行して動向が気になるように作中に少しずつ仲が進展していくのも魅力である。
有名な登場人物
- 工藤新一
本作の主人公。帝丹高校2年生で高校生探偵をやっていた。現在は江戸川コナンとして帝丹小学校の1年生で少年探偵団に所属している。本作のストーリー上、高校生の姿で出てくることは少ない。はじめの頃は、推理をしてひけらかすところがあったが、月光ピアノソナタ殺人事件を機に自殺を刺せる探偵は殺人犯と同じだという思考になり、犯人が自殺をしないように立ち回るようになる。
- 毛利蘭
本作のヒロイン。帝丹高校2年生で空手部に所属し、都大会優勝をしている実力者。幼馴染に工藤新一と鈴木園子がいる。工藤新一が幼児化したことで疎遠になるもずっと工藤新一を心配している描写がある。登場人物たちに様々な影響を与えており、灰原哀は姉の面影を重ね、黒の組織の構成員のベルモットからは、ニューヨークで助けてもらった恩からエンジェルと呼ばれている。コナンも何かあるとすぐに蘭を心配する描写が存在する。弾丸なら避けることが可能である。
- 宮野志保
工藤新一を幼児化させた黒の組織に属する研究者。愛する姉宮野志保を組織に殺されたことで、コナンと同じ薬を飲んで死のうとしたところ、幼児化し、工藤新一の調査のときに知った工藤新一宅に逃げる。家の前で倒れていたところを、阿笠博士に保護され「灰原哀」として帝丹小学校の1年生としてコナンと同じクラスに通うようになる。コナンたちを幼児化させた薬の解毒薬を作ろうとしている。また工藤新一同様に宮野志保の姿で登場したのは数回程しかない。
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